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燕雀(えんじゃく)いずくんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや
秦の始皇帝が中国を統一し、秦という国になった時代、陳勝という農民がいた。
農夫の仕事をしていた陳勝はおもむろに仕事を放棄して丘にのぼった。
そして同じ農夫の仲間の方をむいて、
「お互い、どんなに偉くなってもここでの苦労を分かち合った事を、仲間を忘れないようにしよう」
と言ったところ、
「ははは、俺等農夫が偉くなる事なんかないだろう」
と、取り合ってくれませんでした、
その時、
「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」
(燕や雀のような小鳥に大鳥の大志はわからない)
こう言ったのである。

その後、秦の徴兵がかかり、
陳勝がその場のまとめ役になった。
しかし任地に赴く途中に大雨が降り、足を止められた。
秦の法律は絶対であり、やぶれば死罪である。
ここでは「到着の期日」を守れなくなってしまった。
そこでいっそ死ぬなら・・・と
「王侯将相いずくんぞ種有らんや」
(王、諸侯、将軍、宰相に血統があろうか。我々だってなれるはずだ!!)
そうその場の者達を率いて挙兵した。
そしてやがて王になり・・・・。

夢や大志はえてして夢の無い者達に笑われる物だが、
わかる奴にだけ分かって貰えればいいじゃないか。
バカみたいな夢をもった漢どもが世の中を動かしたのだ。
気が狂っていると紙一重の行動で。

信じた道を進もうぜ友よ。
by eliphas_s | 2006-01-26 09:48 | 脳内
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