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四路五動
さて読んだだけなのにさも自分の知識のように披露するしったかの時間ですよ。
「楽毅」という宮城谷昌光先生の代表作に書いて有りました。
宮城谷先生の作品は大好きでほぼ読破したようです。
私のにわか中国知識はこの先生からなので、宮城谷中国史になるのかな。
正史とか春秋左慈伝とかもぱらぱら目を通してますが、はっきりいって読んでません。
ストーリーないとつまらないですね。
なのでガンダムを語る感じと捕らえてください。
歴史書だって脚色だらけですからね。

さて、「四路五動」
みたまんまですが、
孫子に「兵に四路五動あり」とあるようです。
つまりは
路は前後左右にあります。
しかし動きは前進後退左折右折、
そして「止まる」という事ができます。
止まる事は動詞です。止まる事をしているのです。
進まないってのも同じ。
前後左右火で囲まれています。でも数分で消えるとわかっています。
つっこむ馬鹿はいないでしょう。
進まなきゃ始まらない!って言いますが、
進んでつまづくより、止まって安全確認が先な場合もあります。
止まる事は恥ではない、怠けているわけではないという事です。
中には怠けて止まってる場合もありますが。
怠けているのか、あえて止まっているのかを見極められる人になりたいです。

日本と中国の違いは、あまり日本では大器晩成って好まれないですよね。
若いうちに大成功!のが名誉があるようです。
湖の底に伏す竜って事はあまりないですね。
なので日本では止まる事は恥、怠けているのです。
そして逃げる事も恥、臆病者です。
マゾ大国なんですよね。自ら行動を制限している。
生き急ぐ国、マゾ大国日本。

左折右折って言っても結局前進なんですよね
「四路三動」なのかも?
あぁ左右に向くっていう動作か。(毎度自己完結)
by eliphas_s | 2005-06-02 15:08 | 大航海
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